ゆがみちゃん 

とある本をネットで買う時に、思い出したかのようにゆがみちゃんの本も買いました
ゆがみちゃんとは壮絶な家庭環境から抜け出したエッセイ漫画です

最初に見たときはweb漫画としてネットに上がっていてまだ未完成でした
尋常じゃない精神的苦痛を伴う家庭環境に衝撃を受けました
ゆがみちゃんと比べれば、家庭環境が辛いと簡単に漏らす世の中の人は大したことがないとまで思ってしまいました
でも人の辛さはその人自身にしかない辛さなので比べること自体間違っているのかもしれませんね

わたしはゆがみちゃんの更新を楽しみにするようになりました
時には感情移入しすぎて、この親をぶん殴りたいと思うこともありました
これはわたしにとって珍しいことだと思います
自殺ルートを回避するところなどは泣きそうになりました
歳をとったからか、キャラや人が泣いていると釣られて泣いてしまうことが多くなりました

結局完結するまでリアルタイムで見ていたわたしはまたもや衝撃を受けました
ゆがみちゃんは物理的にも精神的にも壮絶な家庭環境から抜け出すことを取り扱っていますが
わたしが感動したのは精神的な面です
ゆがみちゃんは色んな出来事、色んな思考から物理的に独立することを決意し、それを達成させます
そこからも物語りは続き、いい男性と巡り合い、家庭を持とうとします
その流れで、何度も何度も自分を省みて、ぼやけていた部分がはっきりしていきます

それは自分のやっていることは、あの大嫌いでしょうがなかった毒親と同じことをしているということ
何度自分を省みても改善されない時に、一つの本に出会い、活路を見出していきます
全ての過去の自分と向き合い、塞ぎこまれてた感情の肯定、客観的な見解
事細かに自分を省みて、どうしたらいいのかを分析していく最終章の超越編は圧巻でした
きっとゆがみちゃんは気付いてからも長い時間を使ったんだと思いますが、ここまで自分を省みることが出来るのは本当に凄いと思いました
わたしも自分を省みているつもりではいますが、わたしの比ではありません
元々わたしが常に思っていることでもありますが、実際その超越編を見ても、自分の価値観を変えていくのは相当難しいと思います
気付かせてくれた母がしんどいという本、理解力のある夫、長い間相談役になってくれたネット友達
色んな要素がありますが、自分を変えていけたゆがみちゃんは素直に素晴らしいと思いました


そんなゆがみちゃんが本になったことは知っていましたが、つい買うのを忘れてしまっていたようです
購入して久々に読んでみると、違和感を感じました
web漫画の方を見てみると大分変わっていて、やっぱりと思いました
本の最後に大幅に加筆修正を行い書籍化したものですと書いてありました
分かりやすくなっているのかもしれませんし、どっちがいいのかはっきり分かりませんが、削られている部分の方が大きかったのでわたし的には残念でした
でもゆがみちゃんの本は欲しかったので買って損したとは感じませんでした
きっと作者の原わたさんが一番言いたかったのは超越編だと思いますし(超越編はほとんど内容的には一緒だった)
それに章の区切りに原わたさんのコメントがあるのも良かったです


わたしの家庭環境は辛いものではありませんが、家庭環境が辛い人と接することが多いのもありますし
ゆがみちゃんは楽しかったと共に、自分の考え方の参考になりました

冒頭に言った、とある本の方も今度感想書けたらなと思います
[ 2016/01/16 08:21 ] 紹介 | TB(0) | CM(0)

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